寄り道

いまでもそうなのかは知らないが、当時、小学校では登下校のルートが決まっていた。

「寄り道せずに帰りましょう」という先生の言葉どおり、登下校ルート以外を通ってはいけなかった。
・・・とは言っても、誰しもが寄り道なんてしていただろう。
学校帰りに、駄菓子屋や文房具屋に寄ってみたり、友達の家にそのまま行ったりなんて誰もが経験あることだろうと思う。

私にも、寄り道経験はたくさんある。そのほとんどが、仲のよかった友達の家へ寄って帰ってくるというもの。「寄って」とはいっても、学校から私の家のほうが近く、その友達の家のほうが遠かったので、回り道もいいところだったのだが・・・。
そんな誰しも経験のある、たあいもない「寄り道」なのだが、私はこれで幾度となく親に叱られていた。
ルールや規則といったことにはうるさい父親だったので、「寄り道」に関しても厳しかった。
だからといって、父が隠れて私の登下校を見張っているなんてことはもちろんないのだが、何故かすぐに寄り道したことがバレてしまっていた。

さて、どうしてバレるのか?
その原因は、私の家から友達の家までにあった。
話が少し逸れてしまうが、私の家は昔からその土地に住んでいて、昔は地主だったりしたこともあり、そこらへんでは名の知れた家だった。家もデカかったし何より親戚も多かった。近所も親戚がいっぱい住んでいた。一族の仲でも私の住んでいた家が「本家」と呼ばれるものだった。あので、親戚の人から見れば私は「本家のお嬢さん」だったのだ。

話を戻して。
私の家から友達の家までの間には、たくさんの親戚の家があったというわけ。
学校とは反対方向から歩いてくる私を見かけたことを、わざわざうちに連絡しているわけで。(^_^;)
だから「寄り道」がバレたということ。
「昨日、どこどこでお嬢さんをお見かけしましたよー。」なんて会話がされるわけで、父がわざわざ見張ってなくとも、私の行動はお見通しと言うこと。
私を見かけたくらいでいちいち報告するなよ!と当時は思ってたが、まぁ今の世の中から考えると、安全だったんだなーあのころは・・・なんて思ったりもする今日この頃(笑)


update 2008年07月31日 16時23分 | ■小・中学生時代■


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